3月12日
震災の翌日。自転車でいわき市の平市街地をまわる。
昭和を感じさせる建物の損壊が目立った。
本屋さん。ぺちゃんこになってしまった。今はプレハブで営業中
3月15日
見上げると、黒い雲と白い雲、2色の雲が、層になって流れていた。
前日、3号機の爆発が伝えられた。
その後、今まで経験したことのないものすごい突風がやってきた。
凪がまったくなく、間髪を入れず吹き続ける。
午後からは店はすべて閉まってしまった。
風の音だけが、ゴウゴウと鳴っていた。
橋を自転車で渡ろうとがんばったが、
とうとう漕いで渡る事が出来ず、自転車を曳いて歩いた。
黒い雲が去った後、砂けむりのようなもやが遠くに立ち上っていた。
後に、15日の朝、いわき市では23.72μsVの空間放射線量が測定されていたことが分かる。






