
3.11。ここ福島では、地震、津波、そして原発事故が起こり、
一瞬にして姿を変えた日常は、日々、何かを突き付けました。
物事があまりにも大きく、受け止め切れない中、いわきに住む私はせめて、時間とともに消えてゆく体験や想いを少しでも残していこうと思いました。そこに同じ人間としての顔が見えてきたら、ほんの少し何か変化しないだろうか? そう思い、個人への聞き取りをし、1人1つの話という形式で残していくことを始めました。
お話を伺うと、様々な人が様々な想いで立ち、事情、環境、情報源、家族、友人など、数えきれないものが重なり入り組んだ中に私たちが生活していることを感じます。そこには、何が正しくて何が間違っているのかといった理論や判断を越えたところにある、人の生きる姿そのものがあります。
もちろん、聴くことが出来る内容も伝えられる事も物事の一端でしかありませんし、ほんの僅かでしかありません。誰かが傷ついてしまうこともあり、そのことに対する気持ちの揺れは消えません。もう忘れたいと言う方もいます。それでも形にすることにしたのは、出会う一人ひとりがままならない中であっても魅力を放っており、存在そのものが力であり、それが未来へ続く今を作りだしているようにも感じたからです。
未だ多くの問題が残されており、またこれは福島だけのことではなく、人が生活している限りいつでもどこにでも起こりうることだとも思います。
お話下さった方々の気持ちに心からの感謝をするとともに、
その声が、これからの日々に繋がるひとつの祈りになればと思います。
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PRAY+LIFE [プレイ+ライフ] 事務局
運営: 藤城 光(いわき市在住) 協力: 田北雅裕 尾引智恵 スタッフ一同





